11月の主催公演(3) 世界に開く窓

世界に開く窓〜古往今来

世界に開く窓〜古往今来

▼現音・特別音楽展2011「世界に開く窓〜古往今来」
2011年11月24日(木)17:30開場/18:00開演
東京オペラシティリサイタルホール

一般券2,000円はケットぴあで販売中(当日券は3,000円)

★学生券はなんと1,000円!お申し込みは下記まで。
電話:03-3446-3506
電子メール:80th (a) jscm.net

 

[第1部] 18:00〜19:00 第28回現音作曲新人賞本選会

旭井 翔一/水曜日の夢 [作曲2011年/初演]
1988年福井県生まれ。東京芸術大学音楽学部作曲科に在籍中。野平一郎、土田英介、徳永崇、篠田昌伸の各氏に師事。
多久 潤一朗(フルート) 上畠 善男(オーボエ) 永田 由貴(コントラバス)

酒井 信明/Nana [作曲2008年/初演]
1976年兵庫県生まれ。大阪芸術大学音楽学科、京都市立芸術大学音楽学部作曲専攻を卒業。松永通温、中村典子の各氏に師事。
多久 潤一朗(ピッコロ) 星野 沙織(ヴァイオリン) 福井 弘康(バスーン)

渋谷 由香/Six Landscapes in Unequal Temperament 2 [作曲2011年/初演]
1981年生まれ。東京芸術大学大学院修士課程修了。現在同大学院博士後期課程に在籍中。第19回京都芸術祭新人賞受賞。
竹内 弦(ヴァイオリン) 藤原 歌花(ヴィオラ) 多井 智紀(チェロ)

松浦 伸吾/霧中の紅 [作曲2011年/初演]
1979年生まれ。大阪音楽大学音楽学部作曲学科を経て同大学大学院音楽研究科作曲専攻修了。近藤圭、久保洋子の各氏に師事。
竹内 弦・星野 沙織(ヴァイオリン) 兼重 稔宏(ピアノ)

審査員長:近藤 譲 審査員:野平 一郎山本 裕之
現音作曲新人賞=賞状、賞金15万円 富樫賞=賞状、賞金10万円 21時頃より結果発表、及び表彰式

 

世界に開く窓〜古往今来

世界に開く窓〜古往今来

[第2部] 19:00〜21:00 世界に開く窓〜訳あり??

昨年度より日本現代音楽協会は創立80周年記念の演奏会を催しています。いつもは会員の作品発表が中心となっていますが〈現音・特別音楽展2011〉シリーズではそれに加えて、国内外の様々な作曲家の名作の中から楽器編成ごとに数曲を選んで皆様にお届けすることになっています。シリーズ第1回となるこの「世界に開く窓」ではさらに少し趣向を凝らしちょっと「訳あり??」な作品をいくつかプログラムに入れてみました(「訳あり」と言っても決して「難あり」ではありません!)。これらの作品は「何かの理由で演奏機会が少なくなってしまった名作」に他なりません。どういう理由なのかは是非とも会場で実際に見て聴いていただきたいと思いますが、ともかくこの演奏会、準備がかなり大変であることだけは確かです。プログラムの中には15年に一度くらいしか演奏されないものや、海外ではよく演奏されているのに日本では初めてというもの、再演のための「コンパクト性」など全く考えていないような大胆な曲や、また「音楽作品の上演」そのものについて改めて考えさせられるような曲等々があり、どれも皆様にお伝えしたい、残していきたいと願うような作品ばかりです。事情はさておき、お聴き下さる皆様にはゆっくりとただ楽しんでいただければ嬉しいと思います。 (制作:福井 とも子

ジョルジュ・アペルギス(ギリシャ)/Le corps à corps [作曲1978年] 畑中 明香(ザルブ)

マウリシオ・カーゲル(アルゼンチン/ドイツ)/Schattenkläng [作曲1995年] 上田 希(バスクラリネット)

南 聡/私の遊星気分 [作曲2000年/東京初演] 曽我部 清典(トランペット) 中川 俊郎(ピアノ)

山本 裕之/無伴奏モノ・オペラ《想像風景》 [作曲2000年] 池田 萠(パフォーマンス)

松平 頼曉/What’s next? [作曲1967-1971年] メリ・ニクラ(ソプラノ) 多井 智紀・福井 とも子(パフォーマンス)